| ステップ1 「 主語 + 一般動詞 」 から入ります。(アルファベット・フォニックスのトレーニング後) 生徒の1日の行動から主な一般動詞を取り上げ10個の英文をつくります。 私は(僕は) 開ける、洗う、食べる、見る、会う、勉強する、 (スポーツなどを)する、行く、考える、話す I open. I wash. I eat. I watch. I meet. I study. I play. I go. I think. I talk. これら10個の英文について暗誦・書きとりを徹底します。これらの英文を覚えることは、Hello.Good morning. Nice to meet you. などのあいさつ表現を覚えることと難易度においてそれほど違いはありません。指導のポイントは生徒が毎日行っている行動を英語で表現することで生徒に興味をもたせることです。 |
| ステップ2 目的語を入れ、日本語の語順の違いを学習します。 この10個の英文の中の7個に注目させます(目的語をとる一般動詞)。生徒には常に実際の生活行動として考えさせます。そうするとたとえば「私は食べる。」という文から、「何を」という発想が自然と出てきます。そこで「私は昼食を食べる。」という具体的な表現に移ります。 私は 昼食を 食べる 。 I eat lunch . ここで生徒は英語と日本語の語順の違いを知ります。語順の違いは構造の違いでもあります。英語では基本的に主語の次(または近く)に動詞をもってくることでその人間の行動を先に確定してしまいます。 また I eat ( ).というように目的語の部分を空欄補充の形にすることで語彙をどんどん増やしていきます。 |
| ステップ3 生徒の生活に即し I like 〜.の学習をします。(好き嫌い) |
| ステップ4 I don’t like 〜.の文で否定文を学習します。 |
| ステップ5 主語を I から自分の家族や友達に変えてみます。ここで主語の人称と単数・複数によって動詞の形に変化が起こることを学びます。 |
| ステップ6 過去の表現 ここから表現力を広げていきます。「私は〜する。」という現在形での表現は、実際の生活の会話表現としては実は少ないのです(現在形は主に習慣・慣習的な行動を表すときに用います。)日常の会話で自分の行動を表現するとき、それは過去表現か意思未来表現が圧倒的に多いのです。たとえば I meet 〜.を例にとれば、普段の会話で「私は〜に会う。」という純粋な現在形の表現はほとんどないことに気づくはずです。実際は「僕は〜に会った。」とか「私は〜に会う(予定・つもり)。」という過去または意思未来表現がほとんどです。 このように、実際生活に即した流れで時制(現在 過去 未来の表現)を学んでいきます。 |
| ステップ7 意思・未来の表現 |
| ステップ8 「私は〜である。」 be動詞の学習 こうして一般動詞を用いた自分の行動表現と「好き嫌い」の表現を十分トレーニングした後、次の段階として生徒にこのような質問をします。「そういう君はいったい何者?」、と。 be動詞の学習の始まりです。ここで初めて自己紹介的な「私は〜である(です)。」を学習します。 I am ( ). be動詞 am の基本訳は「である。」で、そのはたらきは“イコール”です。( )には名詞や形容詞が入りますが、am は左右をイコールで結ぶはたらきをしています。同じ動詞ですが最初に学んだ一般動詞とははたらきがまったく異なります(存在を表すbe動詞はこの後で学習)。 実は、中学英語を通してこの一般動詞とbe動詞の区別は非常に大きな文法上のポイントです。多くの中学生がこの両者の使い分けに苦労し、時にはその混乱が長く尾を引くことがあります。「 This is a pen .」 (これはペンです。) 式のbe動詞の文を英語学習の初期に学ぶせいでしょうか、いつのまにか is や am は主語の一部である「〜は」の意味にまちがって“変換”されているケースが非常に多く見られます。ですから「私は英語を勉強する。」を I am study English .とやってしまうのです。 |