■ take とくれば、まずこのイメージを

はじめに
なぜ英語が出て
 こないのでしょうか?
英語的発想に
      近づくために
 ◇超基本動詞1 have@
 ◇超基本動詞2 haveA
 ◇超基本動詞3 get
 ◇超基本動詞4 make
 超基本動詞5 take@
 ◇超基本動詞6 takeA
おすすめ自主トレ方法1
おすすめ自主トレ方法2
take を英和辞典で引くと先ず最初に「〜を手に取る、つかむ、握る」 と出てきます。
ずばり、これが take の基本的なはたらきのイメージです。
  
このイメージで実にたくさんの行為を表現できます。

● 「取る・つかむ・握る」の take 
先ず、あなたが身の周りの具体的な「物」を、取ったり・つかんだり・握ったりするときに take を使えます。
考えてみれば、あなたは毎日本当にたくさんの「物」を取ったり、つかんだり、握ったりしてますね。その行為はすべて take で表現可能です。
この例文は無数につくれますね。

抽象的なものを「つかむ」というときも take は使えます。
よく知られた表現が take a chance (チャンスをつかむ)です。

“連れテイク” ・“持っテイク”
take の重要なはたらきの1つに 「<人> を <場所> に連れて行く 」という用法があります。
この用法は、誰かの手を取って(つかんで、握って)ある所まで行くというイメージです。

  

  take <人> to <場所> という形です。

I took a child to the park. 子どもを公園に連れて行った。
Could you take me to the house? その家まで連れて行ってくれませんか。


<人> が <物> になれば、当然 「持って行く」 ですね。
I took some flowers to him. 彼に花を持って行った。

複数の中から特定のものを 「取る」 と 「選ぶ」 になる。
次のような行為も日常いたるところでみられますね。
     

いくつかある中から特定のものを「とる」という行為は、物でも人でも事例でも take が使えます。

I'll take this one. これにするよ。 ※店などで物を買うときによく使う表現です。
I'll take your plan. 君のプランを採用する。
I took a topic of sports. スポーツの話題を取り上げた。
I took German in college. 大学ではドイツ語をとった(履修した)。
They took her into their company.. 彼らは彼女を会社に採用した(雇った)。


あるものを「とる」…、見方を変えれば「取り去る」・「持ち去る」・「盗む」
もう一度このイメージです。

     

3つのものから1つを取り去っていますね。
これを「3−1」と考え、take で表すことができます。

take 1 from 3  3から1を引く

また、見方によっては「持ち去る」、さらに「盗む」という表現にも使えます。
この場合、現在完了形を使うと感じが出てきます。

Someone has taken my bike. 誰かに自転車を盗られた。
                (誰かが自転車を持ち去った。だから今自転車はない。)


「取って」 「外へ」 出るから テイクアウト(take out)
take out という英語はファーストフードの「お持ち帰り」ですっかりおなじみですね。
このように、前置詞とともに take を用いることで様々な行為が簡単に表現でき、さらにそれを応用することで表現力が一段と増します。
いくつかの基本動作を見てみましょう。



ここでも基本動詞と前置詞を一緒に使うと大変便利なことがお分かりだと思います。

では、この中からいくつかのポイントと応用例を見てみましょう。

Aの take down には
「高くなっている鼻先を降ろす」、という
意味から、「(相手を) へこます」という
意味もあります。

I took him down. 彼をへこましてやった。

Bの take off は、何かについているもの
を「取って」「離す」わけです。

take off the lid ふたをはずす(取る)

「脱ぐ」という表現でも大変よく使われます。
帽子でも靴でも、身に付けているものを「はずす」ときに用います。

Can I take off my shoes here? ここで靴を脱いでもいい?
また、飛行機が「離陸する」という意味もあります。    

ところで、「歯を抜く」 という表現は 上の@〜D のどれだと思いますか。




答えは D のtake out です。「取った」 歯は口の「外に」出しますよね。

さて、ここまで、take のはたらきを のイメージで見てきました。

次に、ちょっと意外な take の“攻略法”をご紹介しましょう。

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