今度は「話す」ためのトレーニングの紹介です。
まずはじめに、トレーニングの前提としてぜひおすすめしたい3つのことがあります。
 
 
@ マイノートをつくる
   
   トレーニングや学習一般に言えることですが、ノートをつくり日々学んだことや気付いたことを
   書き留めていくことはきわめて重要です。
   英会話を学ぼうとする人にもマイノートは必携のツールです。

 
A 中学レベルの単語数を回復する
   
   何と言っても一定の単語数は必要不可欠です。
   まず中学レベルの語彙力(1,200〜1,500語)を目標にします。

   さあ、まずは中学レベルの単語をしっかり覚えましょう! 
 
   いや、ちょっと待ってください。
 
   「覚えましょう」という言い方は適当ではありませんね。
   正しくは「思い出しましょう」というべきです。
   記憶から消えてしまった単語はあらためてしっかり覚える努力をしましょう。

   中学・高校と少なくとも6年間は英語を学んできた人の場合、この期間で脳に蓄積されている
   単語の数は少なくても800〜1,000語くらいはあります。ただ忘れているだけなのです。

   1,200〜1,500語レベルの基本単語集は書店にたくさんあります。これを活用することは確かに
   有効です。その場合、「覚えよう」というより「思い出そう」という気持ちで活用しましょう。

   会話力の元はあなた自身の中に眠っていると思ってください。

 
B 英文は常に音読する

   英文を読むときは音読する習慣をつけましょう。
   目で追うだけでなく、声に出すことでスピーキングとリスニングの訓練になります。

   音読は目以外に、口と耳を使います。もっと詳しく言えば声帯、舌、唇、耳を使います。こうした
   いくつかの器官を繰り返し使うこと自体がトレーニングになり、脳への刺激も黙読よりぐんと多く
   なります。

   また、黙読では発音できない単語があってもそのまま通り過ぎていきがちですが、音読はそうは
   いきません。音読をすることで発音がわからない単語は調べるという習慣もついていきます。

   ただし間違った発音で音読しては意味がありませんので、前ページの「聞く」トレーニングでも紹介
   したように、ネイティブの発音を普段から耳に入れておくことが大切です。

ではトレーニング法です。

必ず声に出して繰り返し言うことがこのトレーニングの条件です。

このトレーニングは、あなたがある特定の話題についてある程度英語でスラスラ言えるようになることで、
英語を話すこと自体に慣れ、少しでも自信をつけることをねらいとしています。

「ある特定の話題」 というのは、やはりあなたがもっともよく知っている身近なものがいいですね。

「あなたがもっともよく知っている身近なもの」 ということで「自分」 に関する話題を選びます。

 
  まず自分自身のことを項目に分けてたくさん列挙してください。

 日課、職業、能力、趣味
( My hobby is .) 、特技(I'm good at 〜)
 好み(
I like 〜. My favorite is .)、願望(I hope.)、夢(My dream is to .)、
 長所(
My strong or good point is.)、短所My shortcoming or weak point is.) 、
 最近のトピック(
Lately, I 〜)等々。

  次に自分の家族のこともとりあげてみましょう。

 聞かれもしないことを自分で声に出して言うのはやさしいようで意外に難しいものですが、それが
 トレーニングたる所以です。

 以下はその1例です。超基本動詞による表現法もどんどん使ってみましょう。

 @【1日の日課】〜朝起きてから夜寝るまでの行動を英語で言います。使う動詞は現在形ですね。

         現在形の動詞では習慣や慣習または事実を表します。
          
自己紹介のときなどに用いる文のタイプです。
         
 A【昨日の行動】〜昨日1日の行動をできるだけたくさん英語で言います。基本動詞の過去形、大丈夫
            ですか?

 B【明日の予定】〜明日の行動予定をできるだけたくさん英語で言ってみましょう。

         出だしは「アイル(I'll)〜」にすればOK。I'll.で「〜するつもり(の予定)」になります。

 C【家族のこと】〜あなたの家族のメンバーについて英語で言ってみましょう。
           「父は毎日熱心に働いています。」 

         My father works hard every day.
         
         works s をちゃんとつけましたか?


 
このトレーニングは、先にも述べたように英語を話すこと自体に慣れ、少しでも自信をつけることをねらい
 とするものですが、同時に初級者のウィークポイントである過去表現と、いわゆる“三単現のS”に慣れる
 というねらいもあります。

         
 前に述べたように、動詞の現在形では主に習慣や慣習または事実を表します。ただ、普段の会話では
 どうでしょう。
 もちろん話す相手によりますが、
過去形や意志未来形がたくさん使われていますね。

 「〜しんだよ。」とか「〜しらさ、…だったよ。」とか「〜するつもりです。」、等々。

 
基本動詞でもその過去形となると、全く新しい単語のように思われることがあります。
 こうした過去形は、自分の実際の「過去の行動」を何度も英語で言うことで慣れてきます。

 
ページの最後に基本動詞の一覧があります。過去形もしっかり身につけましょう。

 もう1つ、You以外の単数が主語の現在文では、一般動詞にまたはesがつきますが、これも
 例文を何度も繰り返し言うことで耳が慣れてきます。

 先の My father works hard every day. の例文は、My father He/She/It/人の名前、
 などに置き換え可能です。

 例えば、「He works 〜」(ヒーワークス 〜)と何度も繰り返し言っているうちに、耳が「ヒーワークス」
 に慣れ、やがて「ヒーワーク 〜」ではおかしく感じてきます。こうなればしめたものです。

  ※この理屈は九九の暗誦にちょっと似ています。例えば「はっぱろくじゅうし」はあなたがかつて
    繰り返し繰り返し声に出してその「音」を耳に入れたことで脳にインプットされ、さらに時々それ
    を使うことでいつも「はっぱろくじゅうし」が出てきます。「はっぱろくじゅう
」には絶対なりません。

  具体的なトレーニング方法です。

 @〜Cの項目で合わせて約100例ほど作り、マイノートに書きとめます。(4〜5日で)
 発音があいまいな単語はがんばって調べましょう。
 それをもとに、毎日20〜30の例文をそれぞれ最低30回声に出して言います。
 1日20分くらいのトレーニングです。

 約3週間で自分でもはっきりとわかる変化が起きてきます。
 
 「自分のことは英語でいえるぞ」、この自信こそ大切です。
 こうした自信があなたを次のステップアップに導きます。

<参考>

 参考までに120個の基本動詞をあげておきます。*はいわゆる不規則動詞で<  >が過去形と
 過去分詞です。 (それ以外の規則動詞はその最後に原則
ed d をつけます)
 
 ご存知でしたか?基本動詞には不規則動詞がとても多いのです。


 【基本動詞120】 *不規則動詞 <過去 過去分詞>
agree
answer
appear
arrive
ask
*become <became become>
*begin <began begun>
*break <broke broken>
*bring <brought brought>
*build <built built>
*buy <bought bought >
*catch <caught caught>
call
carry
change
*choose <chose chosen>
*come <came come>
clean
clear
close
cook
cry
*cut <cut cut>
depend (on)
die
*do <did done>
*drink <drank drunk>
*drive <drove driven>
*draw <drew [dru:]  drawn>
*eat <ate eaten>
enjoy
enter
excuse
*fall <fell fallen>
*feel <felt felt>
*find <found found>
*forget <forgot forgot>
*get <got got>
*give <gave given>
*go <went gone>
*grow <grew [gru:] grown >
guess
happen
*have <had had>
*hear <heard heard>
help
*hit <hit hit>
*hold <held held>
hope
introduce
*keep <kept kept>
*know <knew known>
learn
*leave <left left>
*lend <lent lent>
*let <let let>
like
live
listen(to)
look


MOME
*lose <lost lost>
love
*make <made made>
*mean <meant meant>
*meet <met met>
move
need
open
pass
*pay <paid paid>
play
*put <put put>
*quit <quit quit>
rain
*read <read [red]  read [red] >
remember
*ride <rode ridden>
*rise <rose risen>
*run <ran run>
*sell <sold sold>
*say <said said>
*see <saw seen>
*send <sent sent>
show
*sing <sang sung>
*sit <sat sat>
*swim <swam swum>
*stand <stood stood>
start
stay
*set <set set>
*sleep <slept slept>
smile
*speak <spoke spoken>
*spend <spent spent>
study
stop
*take <took taken>
talk
*teach <taught taught>
*tell <told told>
thank
*think <thought thought>
touch
try
turn
use
*understand <understood understood>
visit
*wake <woke(waked) waken(waked)>
wait (for)
walk
want
watch
wash
*wear <wore worn>
*win <won won>
worry
*write <wrote written>
welcome

 はじめに
 ■なぜ英語が
  出てこないのでしょうか 
 ■英語的発想に
        近づくために
  超基本動詞1 have@
  超基本動詞2 haveA
  超基本動詞3 get
  超基本動詞4 make
  超基本動詞5 take@
  超基本動詞6 takeA
 おすすめ自主トレ方法1
 ■おすすめ自主トレ方法2